Quatre Saisons 四季 パン上級: 中国語クラスの皆様の作品
本科パン講座上級クラスの生徒たちがこれまでに身につけた技術と成果を披露するイベント 「パンビュッフェ」。 各クラスでテーマを決め、作ったピエスや一口サイズのパンをプレゼンテーション。
2019年9月22日、東京校の夏学期修了式が新宿のハイアットリージェンシー東京で開催されました。ル・コルドン・ブルーの卒業生であり、世界的に有名なシェフのガストン・アクリオ氏からいただいたお祝いのスピーチは心に残る場面の一つとなりました。
修了式では、沢山の家族や関係者ら来賓が見守る中、グラン・ディプロムをはじめ、フランス料理、菓子、パン、日本料理のディプロムとメダルがジル・コンパニーエグゼクティブシェフから生徒たちに授与されました。
ガストン・アクリオシェフもゲストとして列席し、温かな励ましの言葉で修了式を一層特別なものにしていただきました。
皆さん、おめでとう! 皆さんの今の気持ちが私にはよくわかります。30年前、私も同じようにル・コルドン・ブルーのディプロムを受け取ったのですから。恐らく皆さんと同じように、私も若い頃、自分が何でもわかっていると思っていて、日々繰り返されるル・コルドン・ブルーでの学びにもどかしさを感じることもありました。将来、皆さんはこの教育のおかげで、とても大事な基礎が身についたことに気づくと思います。身につけたことは決して忘れません
ル・コルドン・ブルーで学んだ料理の技術は、生涯あなたのものです。将来フードライターやシェフ、テレビタレントなど、あなたが何になろうとも、飛躍するための礎となります
誰でも料理人になれますが、誰もが愛情をもって料理できるわけではありません。あなたがどうやってこの道に入ったか、そして志した理由をどうぞ忘れないでください
ペルー出身でル・コルドン・ブルー パリ校を卒業したガストンシェフは、現代の料理シーンを牽引するシェフの一人であり、ペルー料理を世界に広め、数カ国にレストランを展開する経営者でもあります。また、著書も多く、ペルーでは自身のテレビ番組のホストを務めるなど多方面に活躍しています。そんな彼の人生は映画にもなりました。
この修了式に株式会社TOWの方をお迎えできたことも大変光栄でした。TOWは農林水産省が組織する「日本食 食文化普及人材育成支援協議会」の主要メンバーであり、日本の料理、食文化、食材を世界へと普及する活動を行っています。TOWによるル・コルドン・ブルーの日本料理講座への支援は、主要な日本料理教育の方向性の一つとして世界的にも広く認められています。列席したTOWの方々は、ペルーや南アフリカ、インドネシア、ベルギーなど、様々な国から集まった日本料理講座の生徒たちが6カ月にわたる熱意と努力の末に卒業し、農林水産省によって定められた国際的な日本料理技術認定の証であるバッジを受け取る様子を喜ばしく見守りました。
また、TOWの方々はペルーにおける日本料理の普及についてガストンシェフと話をし、シェフはル・コルドン・ブルーと共にペルーにおけるTOWの取り組みを支援することを約束しました。
2019/10/25
Copyright © 2024 Le Cordon Bleu International B.V. All Rights Reserved.