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インタビュー:
東京校卒業生
萩本 智久

インタビュー:東京校卒業生 萩本 智久

国内外の飲食店プロデュースと運営を行う株式会社Globridgeで、業態プロデュースと商品開発を担当する萩本智久さん。2005年に東京校で料理ディプロムを取得し、まだ20代の若さながら、料理人の気持ちを大切にしつつ、経営的にも成功する店作りに奔走・活躍しています。

 

インタビュー:東京校卒業生 萩本 智久

子どもの頃から料理人になるのが夢で、特にフランス料理に憧れがあった萩本さん。その決意は固く、卒業と同時に熊本から上京し、東京校の扉を叩きました。 「授業がとにかく楽しかった!」という萩本さん。膨大なルセット、猛烈なスピードで進む、密度の濃い授業。実習ではシェフは一切手を出さず、失敗しても自分で仕上げなくてはならない。この体験が成長につながった、と当時を振り返ります。傍から見ればどれほどハードでも、もともと料理が大好きな萩本さんは何一つ苦にならなかったとか。贅沢な食材を使い、一人で全部仕上げることが勉強になり、超一流のシェフたちから指導を受けられることが嬉しかったといいます。

現在の仕事に就いたきっかけは、料理人として勤めていた20歳の頃に遡ります。尊敬する先輩が自分の店を出したところ、うまくいかずに閉店。とびきり腕がよく、とても美味しい料理を出すのにうまくいかない。いったい原因はなんだろう、どうしたらいいのだろうと深く考えたことから転職。飲食店のプロデュースや商品開発、経営に関わるうちにどんどん視野と興味が広がり、目指す方向、内容も具体的に変化していきました。
今、目指すのは「飲食のコンサルタント」という萩本さん。お店には料理人の思いがしっかり詰まっているといいし、そうあるべきだと思う。でも、それだけでは店として成り立たないこともある。だから「料理人に寄り添い、その気持ちを大切にしながら、経営的にもうまくいけるような橋渡しをしたいんです」
自身が料理人であり、食の世界が大好きだからこそ、それができると信じています。

 

ル・コルドン・ブルーを選んでよかったことは?
何よりも正統派フレンチの基礎を身につけられたこと。最初は「随分古めかしい料理を作るんだな」と思っていたんです。でも、それこそが真に必要なものであり、僕の核、ベースとなりました。東京校で学んだことがどれほど貴重な体験で、大切な教えだったか今ではよくわかります。

ル・コルドン・ブルーでの経験が今の仕事にどう活かされていますか?
授業は古典からモダンまで、時代の流れに沿って学び、郷土料理も含めフランスの文化まで自然に身につく構成でした。幅広い知識と技術、基礎が身についたことで、今、どんな料理を作るときでも自由自在にアレンジができます。

これからル・コルドン・ブルーで学ぼうと思っている人へメッセージをお願いします
目の前にあることを一生懸命に。そうすればいろんな種が自分の中に蒔かれ、それが実力につながり、いつか大きな花を咲かせます。ル・コルドン・ブルーは、普通ではありえないような環境で学べる。この素晴らしいチャンスをぜひ目一杯に利用してほしいですね。

2017/05/11

 

卒業生インタビュー

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ジャパニーズスイーツの要、餡

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「12年ぐらい前でしょうか。まだ日本に住む前、旅行で訪れた際に初めて"餡"を口にして、非常に驚きました。フランスでは豆を砂糖で甘く煮るということはまずしませんから。食感も不思議でした」

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

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種類豊富で、様々な料理に応用できる味噌

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四季を感じる食材で、ニッポンを体感

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進化する“SAKE”。料理への転化が面白い

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【季節のレシピ】ヴァンショーのジュレとヴァニラアイスクリーム、ドライフルーツたっぷりのスペキュロス添え

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年末のお楽しみと言えばヴァンショー(ホットワイン)が付きもの、これをジュレに仕立てました。ドライフルーツたっぷりのスペキュロスとヴァニラアイスクリームを添えれば、お祭り気分を盛り上げる簡単デザートの出来上がりです。

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