
清涼な香りが創造力をかき立てる香辛料、ワサビ
「色は淡く、味もまろやか。辛みが強くなる前の、ワサビを取り寄せました」 微笑みながらギヨムシェフが取り出したのはワサビ。直径約5cm、長さで20cmはある立派なサイズだ。
ル・コルドン・ブルーは、来春、東京校で新たなプログラム食マネジメントディプロムを開講します。
この新プログラムでは、本校のディプロマを習得した生徒が、レストラン、製菓店、フードビジネスなどを開業し経営していくために必要なスキルを身につけることを目的としています。
英語で開講される本ディプロマは、高度な調理テクニックを学ぶ実験的なキッチン・ワークショップやキッチン・マネージメント、ワイン・サービス、メニューのコンセプトデザインなどのテーマを取り扱い、応用理論の講義を展開していきます。最終的にビジネスプランを完成させていくというプロジェクトを3ヶ月で集中的に行います。
調理技術とビジネスの2つの側面を組み合わせた独特な学習モジュールを学んだ卒業生は、自身のフードビジネスの目標への明確なプランを持ち、収益性のあるビジネスに繋げていくための方法を学ぶことができます。
受講申し込み受付中です。最初の講座は2019年4月に開講されます。
この新たなプログラムに関しての詳細は、以下のサイトをご覧ください。また、ご不明点がございましたら東京校へどうぞお問い合わせください。
2018/12/19
「色は淡く、味もまろやか。辛みが強くなる前の、ワサビを取り寄せました」 微笑みながらギヨムシェフが取り出したのはワサビ。直径約5cm、長さで20cmはある立派なサイズだ。
「12年ぐらい前でしょうか。まだ日本に住む前、旅行で訪れた際に初めて"餡"を口にして、非常に驚きました。フランスでは豆を砂糖で甘く煮るということはまずしませんから。食感も不思議でした」
「私が“しそ”と出合ったのは、もちろん日本に来てからです。フランスにはない食材ですから」 2000年に来日し、日本での生活も15年目を迎えたドミニクシェフ。しそとは日本食を通じて出合ったという。 「珍しくもあり、初めて味わった時からとても好感の持てる香りでした。」
「昆布は日本で非常にベーシックな食材。日本料理という文化の根本に、昆布があると感じていました」 昆布をテーマに選んだ理由をそう語るギヨムシェフ。
「私が初めて味噌と出合ったのは来日してすぐ。そう、味噌汁です。何の違和感もなく、好きになりました。ステファン・レナシェフがこの食材と出合ったのは7年前。「日本人なら誰もが親しむ味ですから、これから日本で料理をしていくなら、味噌を使わない手はないだろう、すぐにそう思いました」」
2006年に来日して以来、まもなく10年が経つパトリック・ルメルシェフ。日本の文化も食材も大好きだというシェフが日本を感じる食材として、今回選んだのは“桜”。日本でも、とてもシーズナルな食材である。
進化する“SAKE”。料理への転化が面白い。「ワインと日本酒、毎晩飲むのはどちらかですね~。今、日本酒がとっても面白いです」ワイングラスで香りを楽しみながら、嬉しそうにそう教えてくれたのは、日本校マスター・シェフ、ドミニク・コルビ。
年末のお楽しみと言えばヴァンショー(ホットワイン)が付きもの、これをジュレに仕立てました。ドライフルーツたっぷりのスペキュロスとヴァニラアイスクリームを添えれば、お祭り気分を盛り上げる簡単デザートの出来上がりです。
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