音楽に彩られる香り高いパン - 神戸校パンビュッフェ2019年春学期
本科パン講座上級クラスの生徒たちがこれまでに身につけた技術と成果を披露するイベント“パンビュッフェ”。クラスでテーマを決め、作ったピエスや一口サイズのパンをプレゼンテーションします。6月に神戸校で行われたパンビュッフェの様子をご紹介します。指導担当はフィリップ・キュルシェフです。
研修プログラムは、ル・コルドン・ブルーで学んだ後に、一流の厨房で実地経験を積むことのできる機会です。
エヴァ平井さんはエストニアから来日し、日本で結婚。日本校でグラン・ディプロムを取得して、この2月にフレンチレストラン「ル・プティ・ブドン」で研修プログラムを終えたばかりです。そんなエヴァ平井さんの体験を聞きました。
Q. 研修プログラムを通して得たものは何ですか?
学校で習ったのとは違う準備の仕方など、新しいことを沢山学びました。研修中にウエディングパーティーを経験したのですが、大量の料理を同じタイミングでサーブできるように、すばやく作業しないといけない。とてもよい勉強になりました。 厨房での仕事はスピードを要求されるので、最初は難しかったですが、次第に慣れました。
お客として行っただけではわからない高級店の努力、工夫がわかったことも収穫です。ホールと厨房の違い、それぞれの大切さも研修を通して学びました。
Q. もし、研修プログラムに参加する前の自分にアドバイスするなら?
ほかの人の行動や作業をよく観察すること! そうすれば、「どうしてそうなるの?」など、いろいろな質問が出てくるし、そこから身につけられることも多いと思います。日本校に入学する前の自分にアドバイスするなら、すごく緊張していたので、「もっとリラックスして! 楽しんで!」と言ってあげたい。
1カ月間の現場での体験を通して、自分の今の実力、足りないものがよくわかったというエヴァ。これから“食”の世界で仕事をしていきたいという気持ちが強くなり、自覚も生まれました。研修プログラムは自分を見つめ直す貴重な経験になったようです。
2017/03/09
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