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研修プログラム
体験レポート:
猪俣マリヴ・パハリロ

研修先:分とく山 本店

研修プログラム 体験レポート:猪俣マリヴ・パハリロ

猪俣マリヴ・パハリロさんは2019年に東京校にて日本料理ディプロムを取得、その後に研修プログラムを利用して「分とく山 本店」で現場研修を行いました。この研修を通して学んだこと、感じたことをマリヴさんに聞きました。

フィリピン出身の猪俣マリヴ・パハリロさんは、ホスピタリティマネジメントの学校を卒業し、ホテル就業経験から料理へと関心が広がり、ル・コルドン・ブルー東京校へ。シンプルだけれど奥深く、技術だけでなく「心」も必要という日本料理にずっと興味があったといいます。

 

分とく山 本店
「分とく山 本店」


マリヴさんが現場研修を行った「分とく山」はミシュランの星を持ち、日本を代表する名店の一つ。総料理長の野﨑洋光シェフは日本料理講座にも特別講師としてご登壇いただいています。研修プログラムに参加したのは、日本料理講座の生徒としてはマリヴさんが初めてとあって緊張もしましたが、野﨑シェフをはじめ、本店料理長の阿南優貴シェフや先輩に温かく迎えてもらい、得難い学びの機会となりました。

 

研修プログラム 体験レポート:猪俣マリヴ・パハリロ

研修では、料理に使う数百個の銀杏をきれいに剥いたり、飾りの葉を一枚ずつ点検したりと、細部まで正確かつ丁寧で美しい作業がすばやく当たり前に行われること、常に道具や作業場がきれいに整っていること、その日迎えるゲストの情報を全員で把握して細やかに気配りし、準備することなど、「これぞプロ」という仕事ぶりを現場で体感しました。
また、周りの様子をよく観察して、必要とされていることを自分で知ることの大切さ、いつも穏やかでやさしいシェフの姿勢に、「笑顔が美味しい料理を作る」と知ったことなど、多くの発見がありました。料理人としてはもちろん人間的にも優れたシェフや先輩たちから学び、「素晴らしい経験になった」とマリヴさんは目を輝かせます。
1カ月の研修を終えて、マリヴさんの「日本料理の厨房で仕事をしたい」「日本のもてなしの心をもっと学びたい」という気持ちは一層強くなりました。

2019/12/17

 

日本料理講座

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フィルタ

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

大学在学時、料理人の道を模索していた中野さんは「料理をやるにもお菓子の知識は必要」とル・コルドン・ブルーの菓子講座を受講。習ったのは、「ガトー・モカ」や「モンモランシー」などクラシックなフランス菓子の数々でした。

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

豆腐や豆乳、味噌そして「きな粉」も、もともとは大豆。大豆を煎って粉末状にしたのが「きな粉」。たんぱく質や植物繊維を豊富に含むことから、注目を集めているヘルシーな食材のひとつ。その「きな粉」にシェフが初めて出合ったのは、7年前のことだ。

ジャパニーズスイーツの要、餡

ジャパニーズスイーツの要、餡

「12年ぐらい前でしょうか。まだ日本に住む前、旅行で訪れた際に初めて"餡"を口にして、非常に驚きました。フランスでは豆を砂糖で甘く煮るということはまずしませんから。食感も不思議でした」

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

「私が“しそ”と出合ったのは、もちろん日本に来てからです。フランスにはない食材ですから」 2000年に来日し、日本での生活も15年目を迎えたドミニクシェフ。しそとは日本食を通じて出合ったという。 「珍しくもあり、初めて味わった時からとても好感の持てる香りでした。」

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