ジャパニーズスイーツの要、餡
「12年ぐらい前でしょうか。まだ日本に住む前、旅行で訪れた際に初めて"餡"を口にして、非常に驚きました。フランスでは豆を砂糖で甘く煮るということはまずしませんから。食感も不思議でした」
6月19日(日)、東京校にてパン講座対象の説明会が開催されました。この日のハイライトはステファンシェフによるデモンストレーション。シェフ講師たちの紹介とあいさつに続き、いよいよ実演授業の始まりです。
教室にふんわりと漂う、いい香り! 見れば前方の厨房には、さまざまな種類のパンが並べられています。バゲットはもちろん、クロワッサンや旬のサクランボをトッピングしたヴィエノワズリーなどシェフオリジナルのパンもずらり。
ステファンシェフは、それぞれのパンについて解説しつつ、作り方だけでなく、パンの起源やバゲットの歴史、フランスのパン屋さん事情など、「へええ!」と思うような知識を興味深く伝授してくれます。
その一方で、発酵生地を使ったレシピを手際よく披露。なぜグルテンが形成されるのか、空気を含ませるようにこねる理由、クープの入れ方のコツなど、要所要所でポイントの説明も忘れません。参加者の皆さんもメモを取りながら、熱心に耳を傾けていました。
最後は、その場の全員でシェフが焼いたパンを美味しくいただいて実演授業の終了です。
参加者の皆さんは、パン講座の授業の様子をたっぷりと感じ取っていただけたでしょうか。
実演を見学できる学校説明会は定期的に開催されており、シェフやスタッフに直接質問もできます。「授業を体験したい! 雰囲気を知りたい!」という方は、どうぞお気軽にご参加ください。
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