2017年2月 ル・コルドン・ブルーとバークベック(ロンドン大学)が提携し、学士課程を新設
2017年2月7日ロンドン – 料理とホスピタリティマネジメントの国際的教育機関であるル・コルドン・ブルーは、ロンドン大学バークベックと提携し、食産業マネジメントにおける経営管理学の学士課程を新設することを発表した。
旬の果物を使ったとびきり美味しいケーキとお茶で評判のティーサロン「抱 le four sous les toits」。広島市内の古いビル内にあるこぢんまりとした隠れ家的ムードも人気で、遠方からもファンが足を運ぶ人気店です。ここのオーナーパティシエであり、菓子教室も主宰する上久保征治さんは、2010年に菓子ディプロムを取得しました。
IT系企業の技術者だった上久保さんは、もともと絵を描くなど、手仕事やもの作りが大好き。絵の展示会を開く際に「お客さんのためにお菓子を用意しよう」と思ったことがお菓子作りのきっかけだったそう。独学では簡単なものしか作れず、より本格的な菓子を学びたいという気持ちが高まる中でル・コルドン・ブルーと出会いました。
神戸校では、日本人とフランス人、両シェフの方法や教え方の違いが勉強になったと振り返ります。それぞれから学び、違いが面白く、「正解は一つじゃない」ということを教えてもらったと言います。
入学時は会社員でもあり、菓子は趣味のつもりでしたが、通ううちにシェフや環境、仲間から影響を受け、修了と同時に会社を退職。お店と教室を開いて、お菓子の道を邁進することになりました。試行錯誤を続けながら8年。「要領よく、美味しいものが作れるようになったかな」と笑います。
ル・コルドン・ブルーを選んでよかったことは?
なんといってもカリキュラムが優れていること。いま自分で教室を開いてみて、改めてそう思います。また、お菓子の街・神戸を堪能したことで、自分の店を始める際の参考になりました。
ル・コルドン・ブルーでの経験が今の仕事にどう活かされていますか?
お菓子に対するシェフの姿勢に強い影響を受けました。自分の経験やセンスを生かし、いつまでも学び続けることができるのは、神戸校で学んだ基礎があるからだと思っています。美味しいとはなにか?ということをずっと考え続けています。
これからル・コルドン・ブルーで学ぼうと思っている人へメッセージをお願いします
現在どんなレベルの方であっても、必ず学べることがあると思います。私は現在でも当時のノートを見返しては、シェフの与えてくれたヒントを考えたり、クラシックな美味しさを確認したりしています。
2018/11/06
Copyright © 2024 Le Cordon Bleu International B.V. All Rights Reserved.