
2020年東京オリンピックへの道のり
世界中が注目するスポーツの祭典と言えばオリンピック。ル・コルドン・ブルー・ジャパンは、シドニー、リオデジャネイロに続き、フランス料理とホスピタリティ教育のエキスパートとして東京オリンピックに協力します。
2017年に東京校で料理ディプロムを取得した井上ゆかりさんは、研修プログラムを利用し、ホテルオークラ東京の「フランス料理・ワインダイニング ラ・ベル・エポック/バロン オークラ」で現場研修を行いました。この研修を通して学んだこと、感じたことを井上さんに聞きました。
プロの現場ではどのような工夫と段取りで一流の味を守ってきたのかを五感で知りたいと思い、プログラムに参加しました。初日に見た光景は今でも忘れられません。それぞれの作業台で仕事していた全員が、シェフの一声で集まり、次々に美しい料理を完成させていく。その様子に鳥肌が立つような驚きとすごさを感じました。
研修を通して多くのことを学びましたが、特に印象に残っているのはチームワークの大切さです。また、一つの料理を作るためにどれほど沢山の丁寧な工程が重ねられているか、美しく美味しい料理を提供するためにどんなに多くの人のエネルギーが費やされているか、ということも深く心に刻まれました。
お客様の口に入るものを作る緊張感、限られた時間内に衛生に気を配り、正確に効率よく作業する難しさ。味見の大切さも研修を通して深く学んだことの一つです。まずその日の素材の味を確かめ、料理の工程ごとに味見をし、お客様に提供する直前まで味の調整をしていく。味見こそが料理の神髄なのではないかと感じました。 私にとってこの研修は、毎日新しい知識と経験に出会う、夢のような1カ月となりました。なにもかもが素晴らしい経験だったと思います。
「ラ・ベル・エポック/バロン オークラ」にて、お世話になった料理長の長谷川裕二シェフと。
2018/05/01
世界中が注目するスポーツの祭典と言えばオリンピック。ル・コルドン・ブルー・ジャパンは、シドニー、リオデジャネイロに続き、フランス料理とホスピタリティ教育のエキスパートとして東京オリンピックに協力します。
風光明媚な街、京都・伏見(京都市街地より20分)での日本酒醸造体験。脈々と受け継がれてきた伝統の手法を体験できる貴重な機会です。
2005年にグラン・ディプロムを修了。現在、パリ7区にある“クローバー”でシェフ、ジャン=フランソワ・ピエージの右腕として活躍中。これまでの歩みと近況を聞いてみました。
ル・コルドン・ブルーのネットワークから「食」の世界に革新をもたらす最先端研究者達を招くシンポジウム。立命館大学、国立民族学博物館との共催企画。
1895年にパリ、続くロンドン校は1950年代にスタート。そしてヨーロッパで3番目に選ばれたのはマドリッド。2011年、初のスペイン語圏キャンパスがオープンしました。
2000年、ル・コルドン・ブルーの学位取得プログラムはオーストラリアで誕生しました。世界初となるガストロノミー分野の大学教育の幕開けです。
大学在学時、料理人の道を模索していた中野さんは「料理をやるにもお菓子の知識は必要」とル・コルドン・ブルーの菓子講座を受講。習ったのは、「ガトー・モカ」や「モンモランシー」などクラシックなフランス菓子の数々でした。
2012年8月29日はル・コルドン・ブルー会長のアンドレ・J・コアントロにとって忘れられない日となりました。兵庫県内でフランス料理・菓子の教育機関を運営し、地域の国際化に大きく貢献したとして文化賞を受賞したのです。
豆腐や豆乳、味噌そして「きな粉」も、もともとは大豆。大豆を煎って粉末状にしたのが「きな粉」。たんぱく質や植物繊維を豊富に含むことから、注目を集めているヘルシーな食材のひとつ。その「きな粉」にシェフが初めて出合ったのは、7年前のことだ。
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