
清涼な香りが創造力をかき立てる香辛料、ワサビ
「色は淡く、味もまろやか。辛みが強くなる前の、ワサビを取り寄せました」 微笑みながらギヨムシェフが取り出したのはワサビ。直径約5cm、長さで20cmはある立派なサイズだ。
世界に名だたる美食のガイドブックといえばミシュランガイド。その ミシュランフランス本社 上席副社長でありミシュラントラベルパートナー アジア・パシフィック 総責任者を務めるベルナール・デルマス氏がル・コルドン・ブルー・ジャパンでセミナーを開催。ミシュランが歩んだ道のりと現在を紹介しながらグルメについてお話を頂きます。
このまたとない機会をどうぞお見逃しなく。
【日時】 5/21(土)18:00-20:30(英語のみ ※日本語通訳はつきません)
【会場】東京校
【受講資格】本科在校生・卒業生
【受講料】無料
ガイドセミナーを下記の内容で開催いたします。
*ミシュランの歴史
*現在ミシュランガイドがカバーする世界の地域
*ミシュランガイドのユニークなアプローチと格付けの方法
*ミシュランガイドにおける現在の国別・都市別の選択
*ミシュランガイドを通して知る世界の食のトレンド
《 注意事項 》
* 申込者が一定人数に達しない場合は、講座を中止する場合がございます。
【当日のご案内】
・ 受付は30分前から開始します。講座開始10分前までに受付をお済ませ下さい。 開始時間を過ぎるとご受講いただけません。
・ 持ち物: 筆記用具、カメラ可(動画・録音不可)
「色は淡く、味もまろやか。辛みが強くなる前の、ワサビを取り寄せました」 微笑みながらギヨムシェフが取り出したのはワサビ。直径約5cm、長さで20cmはある立派なサイズだ。
「12年ぐらい前でしょうか。まだ日本に住む前、旅行で訪れた際に初めて"餡"を口にして、非常に驚きました。フランスでは豆を砂糖で甘く煮るということはまずしませんから。食感も不思議でした」
「私が“しそ”と出合ったのは、もちろん日本に来てからです。フランスにはない食材ですから」 2000年に来日し、日本での生活も15年目を迎えたドミニクシェフ。しそとは日本食を通じて出合ったという。 「珍しくもあり、初めて味わった時からとても好感の持てる香りでした。」
「昆布は日本で非常にベーシックな食材。日本料理という文化の根本に、昆布があると感じていました」 昆布をテーマに選んだ理由をそう語るギヨムシェフ。
「私が初めて味噌と出合ったのは来日してすぐ。そう、味噌汁です。何の違和感もなく、好きになりました。ステファン・レナシェフがこの食材と出合ったのは7年前。「日本人なら誰もが親しむ味ですから、これから日本で料理をしていくなら、味噌を使わない手はないだろう、すぐにそう思いました」」
2006年に来日して以来、まもなく10年が経つパトリック・ルメルシェフ。日本の文化も食材も大好きだというシェフが日本を感じる食材として、今回選んだのは“桜”。日本でも、とてもシーズナルな食材である。
進化する“SAKE”。料理への転化が面白い。「ワインと日本酒、毎晩飲むのはどちらかですね~。今、日本酒がとっても面白いです」ワイングラスで香りを楽しみながら、嬉しそうにそう教えてくれたのは、日本校マスター・シェフ、ドミニク・コルビ。
年末のお楽しみと言えばヴァンショー(ホットワイン)が付きもの、これをジュレに仕立てました。ドライフルーツたっぷりのスペキュロスとヴァニラアイスクリームを添えれば、お祭り気分を盛り上げる簡単デザートの出来上がりです。
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